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2021.12.30

年末年始は家族で「実家問題」を前向きに話し合おう

いよいよ今年も残り僅か。新しい年がすぐそこまで迫ってきました。新型コロナウィルスの影響で帰省を自粛していたために、今年の年末年始は久しぶりに実家で親族と顔を合わせるという人も多いでしょう。

年末年始の集まりは、家族にとって特別なものです。普段はいろんな地域で別の生活を営んでいる兄弟や親子、従弟などが一堂に集まり、互いの健闘や健康を確かめ合える年に一度の貴重な機会。ましてや、このところコロナ禍でずっとその機会が奪われていたのですから、今年は棚上げになっていた家族の話が積もり積もっているはずです。

ご高齢の親御さんがいる人はなおのこと、健康や介護、暮らしのことなど、親族で話し合うことも多いでしょう。そして、「実家問題」の中でも、大きな部分を占めるのが「家」。

両親が暮らしている「実家」が、将来的に空き家になる予定なら、その家を今後どうするのかを、しっかりと話し合っておきたいものです。「親がまだ暮らしているのに、そんな話は早すぎる」と考える方もいるかもしれません。しかし、ご両親が健在だからこそ、みなで一緒に話し合い、両親も自分たちも納得できる方法を話し合ってみてはいかがでしょうか?

空き家活用のプロとして、ひとつだけアドバイスさせていただけるならば、現在の日本の空き家問題の深刻化を鑑みても、住む人がいなくなった「実家」をそのまま放置しておくことは得策と言えない、ということです。

兄弟の誰かが実家で親御さんと同居をする場合は、実家は次の世代に受け継がれ、家として活用されるので問題ありません。しかし、親御さんが高齢者施設に入居する予定だったあり、今の実家を離れて兄弟の誰かの家で同居する予定の場合は、実家は「空き家」となります。空き家となった実家を、「自分の実家だから」という理由だけで、活用せずに空き家にしてしまうのは、資産形成の上でも、地域社会の発展のためにも、あまりお勧めできません。

空き家を放置した場合のデメリット

空き家を放置することのデメリットは多数ありますが、主なものを下に上げてみましょう。

  • 固定資産税や管理費などがかかる
  • 建物の老朽化にともなうメンテナンス費がかかる
  • 犯罪や火事、不法侵入などのリスクが増える
  • 適切な手入れをしなければ、地域の景観を乱すなど、近隣の迷惑となる

家はしっかりとメンテナンスしなければ、知らない間に老朽化が進みます。同じ築年数でも、人の手が入っていない荒れた空き家と、人が暮らして丁寧に扱ってきた家では、家の資産価値にも雲泥の差が出ます

両親や家族の思い出が詰まった家を人手に渡したくない、という気持ちはあるかもしれませんが、愛着のある家だからこそ「空き家」にしてしまうのはもったいないのです。大切な家をしっかり家族で活用できるよう、年末年始に皆で話し合いましょう。

賃貸物件として必要な人に使ってもらったり、または売却して新しいオーナーに暮らしてもらったり…。実家を「空き家」というお荷物にしてしまうのではなく、いつまでも誰かに愛される掛け替えのない不動産として活用してあげてほしいものです。

「空き家をゆずってください.com」では、2022年も引き続き、みなさまの空き家活用をお手伝いいたします。京阪神エリアに特化した地元密着型の空き家専門サポートサービスとして、不動産のプロ、登記のプロ、税務のプロが一丸となって、空き家活用を応援しています。大阪市内や北摂地域(高槻、豊中、吹田、摂津、池田市、箕面市、茨木市)、神戸市内、阪神(西宮、芦屋、伊丹、尼崎、川西、宝塚)、京都市内に空き家をお持ちの場合は、ぜひ一度、私どもにご相談ください。

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